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臨床例−3

D-フラクションの抗HIV効果とHTXが逆転した例

HIVとエイズ

マイタケ(舞茸)の抗HIV作用は日本でもアメリカでも確認されています。アメリカの国立ガン研究所(NCI)では、1992年の初めに、D-フラクションの抗HIV効果を確認していますが(右下グラフ)、その約一年前にも日本の国立衛生研究所でも同様の結果を発表しています。

HIVグラフ

この結果は、試験管の中で、HIVに感染したヘルパーT-細胞が破壊されるのを、D-フラクションが97%も阻止している事を示しています。これはとても重要な事です。

というのは、実際に患者のヘルパーT−細胞の数が、患者がHIV陽性から、エイズ患者に進行する状態を判断する基準になっているからです。

更に、NCIの研究者は、このマイタケ(舞茸)の抽出物はAZT(エイズ患者に投与される一般的な薬で、当時は、食品医薬品管理局FDAが認可した唯一のエイズ薬でした)と同様に効果があるが、AZTの毒性副作用がない、と述べています。

これらの権威ある研究所が、試験管内の実験で、D-フラクションは、T-リンパ細胞だけでなく、他の免疫担当細胞も活性化する事を認めました。それ以降、エイズ、HIVの治療に携わっている多くの医師から、患者に使用してみて良い結果が出ている、と報告されています。へルパーT-細胞が増加した例のほか、HIV陽性が陰性に戻ったという例も報告されています。

このような臨床例の報告は、研究所での実験結果を改めて確認できるものです。また、医帥の中には、D-フラクション・エキスをカポジ肉腫(エイズ患者にしばしば発生する皮膚癌の一種)の治療に、皮膚の上から塗って使用している方もいます。

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アメリカ開拓精神を持つ医師達

このような治療の方法を生み出したのは、二人のアメリカのエイズ研究者でした。ジョン・プリスリー医師(アラスカ州アンカレッジにあるOmniMedicalCenter)とデイビッド・ヒューズ医師(カリフォルニア州サン・ベルナルディノにあるHyperbaric Oxygen Institute)の二人です。

プリスリー医師は彼女のエイズ患者にマイタケを与え、素晴らしい効果がある事を知りました。T-リンパ細胞の数が安定し、その後増える傾向にある事、また、マイタケ錠剤だけでなくD-フラクションを併用する事で、効果がはっきりと上がる事を知りました。プリスリー医師の記述によれば、「マイタケ(舞茸)を使い始めてずいぶん経ちますが、その効果には感心しています。なかでも、あるエイズ患者のカポジ肉腫に直接塗ってみたら、その腫瘍の部分がずいぶん小さくなったのです。これは大発見でした。

デイビッド・ヒューズ医師は、エイズ患者の約40%に症状が見られる致命的な皮膚癌、カポジ肉腫の治療の研究に特に力を注いでいます。ヒューズ医師によれば、マイタケD-フラクションはカポジ肉腫の部分に直接塗ると数日でその腫瘍の部分がきれいになる。

ヒューズ医師が薦める治療の方法をそのまま紹介しましよう

マイタケD-フラクション・エキスを三分の二、DMSO(Dimethylsu lfoxide)を三分の一の割合でまぜ、綿俸の先にしみ込ませて、カポジ肉腫の部分に直接塗ります。数日で、肉腫が消えてきます。〔しかし、ヒューズ医師は2つの点について注意をしています:】1)マイタケD-フラクションはDMSOと混ぜると化学反応を起こし、熱くなりますので、注意する事 2)継続して頻繁に使用すると、精神面で高揚するようです。一日に4回以上使用しない方が良いでしょう。

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HTXが逆転した例

ヒューズ医師の患者の一人が、マイタケを使用してから、HIV陽性が陰性に変わった、と報告してきました。1994年7月14日の彼の血液検査では確かにHIV陽性という結果が出ています。ところが、その後の8月23日の検査の結果ではHIV陰性となっていました。彼の日記では、その様子が垣間見れます

94年7月20日

モーターの油が目に入って目が化膿してしまった・・・ヒューズ先生からアンピリシンを使うようにいわれた。それから僕の血液を診て、また(T−細胞の)数が低くなっている、と言われた。・・・マイタケ(舞茸)を薦められた。

94年7月21日

先生に言われたとうりマイタケを飲んだ。朝晩ティー・スプーンに一杯づつ。

94年7月22日

引き続き養生。

94年7月23日

養生。

94年7月24日

自分を少し切ってみた。血が明るいピンク色(酸化している事を示す)だった。

94年7月25日

アンピリシンとマイタケのお陰か、エネルギーが出てきたように感じる。目の炎症もきれいに治った。

94年7月26日

今日も高いエネルギーを感じて元気だ。

94年7月28日

前に受けていた治療にくら比べ、顔のしわが少なくなった。

94年7月29日

引き続き元気。

94年7月30日

もう一度切ってみた。血はまだ明るいピンク色だ。

94年7月31日

マイタケ最後の日。・・・ヒューズ先生は血液の数が安定していれば良いな、といって、また血液検査をした。・・・CD4/CD8の割合が0.8から1.0になって、HIVが陽性から陰性に変わった。

この患者の免疫全体の活動が活発になった事によって症状が改善されたのでしょう。その中でマイタケD-フラクションが大きな役割を果たしていたに違いありません。

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