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ドクターCAM病人の回復に役立つ「気」と「遺伝子ON」の医学

第2号【レポート作成日2008年8月20日】

近代西洋医学が発達したこの21世紀においても、「治らない病気」「治療法がない」「現状を維持するしかない」等々を医師から宣告されて希望をなくしている方々が多々居られます。しかし、今、西洋医学に補完代替医療(機能性食品、サプリメント、鍼灸・漢方などの東洋医学、民間伝承医学、気功、アロマセラピー等々)を取り入れれば、改善に向かっている方も多々居られます。西洋医学の良さはよさとして認め、伝承医学の良いところも導入した治療をする時代となっています。伝承医学の一つに「気功があります。第一部では「気功」についてご説明いたし、第二部で「遺伝子を理解し利用する」を説明いたします。」

気功、基本の理論は、病気の原因はすべて身体の中に循環していたものが通らなくなる状態(経絡)を、開き、「気」という生命エネルギーを通じさせることで病気を克服しようとする方法です。

第一部 気功

「気」は生命力、空気ではありません。

「気」とは、生命のエネルギーなのです。 その生命のエネルギーは、人間、動物、植物といった生命体にだけ存在するのではありません。生命を持たない物質の中にも「気」はあるのです。たとえば、座っている椅子からも「気」は出ています。身に着けているブレスレットにも「気」はあります。「そのような無生物に『気』があるなんておかしいじゃないか」と考えるのは、自然なことかもしれません。

しかし事実に、そういう物体の中にも一種のエネルギーがあり、流れているのです。現に私は、物体の中からも「気」を感じます。陰と陽、プラスとマイナス。物体はこの二種類から成り立ちます。物理学の時間に、原子の核がプラスで、その周囲を回る電子はマイナスであると習ったと思います。私は、核と電子との間に「気」が存在し、自由に両者を行き来しているのではないか、そしてその「気」が、私たちの健康や生活に影響を与えているのだと考えています。

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ブラス思考もまた「気」を創出します。

物事を良い方へと考えることです。人間の思考能力・脳でプラス思考を意識的に作ることです。

健康な生活を送るためには、「良い気」を取り入れ、「悪い気」を出すことか大事なのです。

こうした「気」の交換は外気功と呼ばれています。さらに、その「気」を体内で循環させ、自分でコントロールできるようにする訓練、それが内気功です。この両者を練習することによって、気功ができるようになるわけです。種々の生命力を繰り、「気」が人間にとって良い作用を働かせる方法を研究してきました。

中国医学では、人の身体には経路と呼ばれる、血管、リンパ、神経系とは異なる系統が走り、つながっていると考えられています。この経路こそが体内での「気」の通り道。ここが詰まって「気」が通りにくくなると、病気になってしまうのです。

他人が出した「悪い気」を取り入れない。また、他人に向けて「悪い気」を出さないのもエチケットのひとつです。

ところで、昔から、「お世話になった方には足を向けて眠れない」と言われておりますが、どうして足を向けてはいけないかご存知でしょうか?、実は、人間の「悪い気」とは、足の先から出て行くからです。お世話になった大切な方に向けて、自分の「悪い気」を出すわけにはいかないでしょう。

普通の人でも、本能の力が高まった時には、思いもかけない能力を発揮します。たとえば、自分の子供が怪我をした時に、母親が「痛いの痛いの、飛んでいけ」と言葉をかけながらさすっているうちに、子供が落ち着くということはよくあります。これは、単に子供の気持ちが休まり、安心することで痛みを忘れてしまうだけではないようです。本当は痛みを感じなくなる。つまり母親が「気」をコントロールして、子供から「悪い気」を取り払っているのだと考えられます。

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目に見えない「気」だから現代医学から見放されてきた

「気」は一般の人には目にみえません。また現代では、一部の人たちしか、「気」を自由に操る力を発揮できていません。このためにどうしても現代医学の世界に従事する方々から、非科学的であるとして否定されてきました。いえ、その世界に働く方ばかりではありません。患者さんの多くもまた、「気」の力を信じようとしないのです。

長寿村は「良い気」でいっぱい

世界各地に存在する長寿村の人々が長寿である背景には、もちろん、気候、風土が良い、バランスの良い食生活の習慣がある、などといつた要因もあることでしょう。ただ私はそれに加え、やはり「気」の影響もあるのだと考えています。「気」は生命力でありエネルギーですが、生命体にだけあるものでは有りません。無生物にも「気」は流れています。そのため、「気」は空気、大地、水などの環境の中にも存在します。一般に長寿村には、「良い気」に満ちた場所です。陰陽のバランスの取れた環境の良い場所といえるでしょう。

何がなくなると死なのか?

心臓が停止すること、脳が働かなくなること・・・これが一般的な死の提議だといわれています。何かがなくなることで死が訪れる・・・昔行われた西洋医学の実験では、死の前後で体重が変わっているというのです。死んだ後のほうが10gほど軽くなっているそうです。では死んだ後に減ったものは何でしょうか? そう尋ねますと、面白いことに日本人の医師の皆さんは「魂」だと答えます。

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第二部 「遺伝子を理解し利用する」

遺伝子が目覚めさせ意識的にプラス思考に導く

生命科学の分野で最近、特に話題になっているのが「遺伝子」です。数十年前までは、「遺伝」といえば「それは遺伝だからしかたないよ」などと、親の代から受け継かれた宿命的なものとして、比喩的にとらえられるくらいでした。「遺伝だから、いまさらジタバタしたってどうしょうもない」という意味でもありました。これらのことは、一種の「宿命」とか「運命」として受け取られがちでした。

生命の仕組みは、全く驚くほど不思議なことばかりです。人は「生きる」などに簡単にいいますが、自分の力だけで生きている人は、地球上に一人もいません。呼吸にしても、血液循環にしても、私たちが自分で工夫して動かせているのではなく、ホルモン系・自律神経系が、自動的に活躍しているからこそ私達は生きているのです。このホルモン系・自律神経系の活躍を支配しているのが遺伝子です。

遺伝子が「ON」に反応すると

例えば、強い精神的ショックを受けると、たった一晩で髪の毛が真っ白になってしまう。一方、末期ガンで「余命数ヶ月」と宣告された患者さんが、半年たっても一年たってもピンピンとしている・・・タバコを一本も吸った事のない人が肺ガンに侵されるかと思うと、1日に百本も吸うのにいたって健康的な人もいる。塩分のとりすぎは、高血圧を招くはずなのに、塩辛いものが大好きな人の血圧が正常のまま・・・また、俗に「火事場のバカ力」といって、極限状態になると人間はとってもない力を出す。

そうかと思うと、どうしようもないボンクラ学生が女性を好きになったとたん、人が変わったようにバリバリ勉強し始めて、アット言う間に優等生になった・・・これらのどれもが遺伝子の働きに関係し、しかも本人の考え方でどちらにも転ぶ。そういう可能性があるということがわかって来ました。

例えばガンにかかった時、「治るんだ」と思う人と「もうダメだ」と思う人では、ガンそのものが変わってくる。ひどい高血圧なのりに「俺の血圧は低いのだ」と頑固に信じているとなぜか症状が軽い、こういうことに遺伝子が深く関係していると考えられる。その働きを意識的に頭脳の中で「プラス思考を喚起しひいては免疫を活性化することが大切です。いずれそう遠くない日ら、精神作用(遺伝子のプラス思考)が遺伝子に及ばす影響が明らかになる日がやって来そうです。何か「気」と相通なるところがあると思いませんか?

細胞と遺伝子の関係

私達の体で膨大な細胞からできていることは、皆さんよくご存知だと思いますが体重60kgの人で約60兆個もあります。成人1kgあたり1兆個の計算です。この細胞の1個1個に、例外を除き同じ遺伝子が組み込まれています。細胞の中心には核があって核膜で、その核の中に遺伝子があります。

元をたどればこのたった一個の細胞(受精卵)からスタートして、細胞分裂を繰り返し、いまの貴方があるのです。その一個一個の細胞のまわりに1000本〜10万本の糖鎖が存在します。ここで「糖鎖」出てきます。これらの反応をスムーズに行えるように働くのが「糖鎖:細胞間の情報伝達を行う役目を持ちます。」です。重要な働きをします。

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遺伝子をON(プラス思考)にできる人、できない人

昔から「病は気から」という言い方があります。心の待ち方一つで、人間は健康を損こねたり、また病気に打ち勝つたりする──という意味ですが、これこそ遺伝子が関係しているということです。つまり、心で何をどう考えているかが遺伝子の働きに影響を与え、病気にするかも、遺伝子の働きますと考える学者もいます。これは、人間の幸せは生まれつき遺伝子で決まっている、という意味ではありません。

幸せに関係すると考えられる遺伝子は、だれの遺伝子にも潜在しているはずです。その遺伝子をONにすればいいです。いままで眠っていてoffになっている遺伝子を起こして働かせること、人間の遺伝子のうち解明された遺伝子はまだわずかです。

これらの遺伝子が、A、T、C、Gの四つの化学の文字で表わされます。30億の情報のもとに細胞を働かせるのですが、実際に働いているのは僅か5%程度とみられ、その他の部分がどうなっているかよくわかっていません。 では幸せをつかむために、私達は遺伝子をどう働かせればよいのでしょうか? それは日常生活をはつらつ前向きに生きることです。「イキイキ、ワクワク」する生き方が人生を成功に導いたり、幸せを感じるのに必要な遺伝子をONにしてくれることなのです。

書籍 『病気がすべて治る「気」の医学』 青島大明著

  『生命の暗号』 村上和雄・筑波大学名誉教授

企画・製作・加筆

NPO補完代替医療推進センターCAM

理事長 山本英夫

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