NPO補完代替医療推進センター

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団体の設立趣旨

NPO 補完代替医療推進センターCAM、設立

NPO補完代替医療推進センターCAMの団体設立趣旨と活動事業について。

2006年2月1日

設立趣旨

わが国における死亡率の推移を死因別に見ると、明治から昭和初期までに多かった肺炎、結核、胃腸炎などの感染性疾患は、戦後急速に減少し、替わっていわゆる生活習慣病(癌、心臓病、脳血管疾患など)による死亡が上位を占めるようになってきました。特に、癌は、昭和56年から死因の第1位を占め、平成12年には死亡数295,399人、人口10万人対死亡率235.2、総死亡の30.7%になっています。

5年前、個人任意団体「代替医療推進センター」を立上げ、爾来、近代西洋医学だけの治療が難しいと言われる病気に対応すべく、欧米諸国での新しい医学の流れとしての補完代替医療〔CAM:Complementary and Alternative Medicine〕(サプルメント、機能性食品、伝承民間治療に基づく、漢方をはじめ気功、呼吸法などの多彩な手法を駆使して、人間本来が持っている自然治癒力を回復させ、病気を治癒へと導くことを目的とした治療法)を啓蒙すべく、全国にて学術セミナーを実施してきました。

わが国では、患者が補完代替医療を希望しても医師への情報が乏しく当該治療を受けることが困難な現状です。米国では、既に半数以上の医師が当該医療を取り入れた治療を行っております。同時に、政府も米国国立衛生研究所が中心になり、栄養補助食品をはじめとする研究に平成15年度だけでも約1.14億ドルの金額を投じております。

わが国の癌患者の44.6%が、患者自身の判断で、何らかの補完代替医療を利用しており、その内の89.6%が健康食品を利用している、との実態が、この程行われた厚生労働省のアンケート調査で明らかになりました。当推進センターでは、これらの補完代替医療情報を、インターネット、学術セミナー等を通じての、広報・啓発活動、又、科学的な根拠に基づいた調査及び製品の研究開発を併せて行ない、難病患者、癌患者とその家族、それらに関与する医療従事者、その関係者、及び一般市民の方々に呼びかけ、補完代替医療による医療を推進したいと、強く希望しております。

本事業を推進するにあたり、今までの任意団体での活動では限界を感じ、今般、特定非営利活動として申請を行うこととしました。とかく、評判の良くないサプリメント、健康食品を科学的なデータを付与し、安心して服用できるようにと、多くの方々に健康で、明るい生活を満期していただければと、強く思っております。もって、本趣旨に賛同いただける同士と共に、NPO申請を行うこととしましたので、宜しくお願い致します。

NPO 補完代替医療推進センターCAM理事長 山本英夫

団体活動事業

補完代替医療に関わる情報の収集及び調査研究事業

補完代替医療に関する学術セミナーの企画・開催事業

補完代替医療推進のための啓発事業

補完代替医療を実践するクリニック、各団体への技術支援・協力事業

補完代替医療に関わる資料の編纂及び刊行

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