ルテイン
視力回復〜最新医学研究成果〜
アメリカで失明の最大原因である黄斑変性症が日本でも急増しています。眼科医療研究で発症原因はルテイン不足であることが解明されました。
ルテインは目と視力を守る成分
ハーバード大学を中心にした失明の原因研究が始まってから、1990年代に視力回復の医療試験結果が次々と発表されています。最初の研究成果は、眼球内に蓄積しているルテイン量が年齢とともに少なくなると黄斑変性症、白内障などが発症するという大発見です。その後、植物から抽出したルテインを摂取することにより、これまで治療が困難であった黄斑変性症、白内障の視力回復が回復し、緑内障の眼圧調整、飛蚊症の改善が期待できる臨床試験結果がヅ次々と報告されています。
アメリカでは、眼科医の80%以上がルテインをサプリメントとして摂取することを薦めています。眼科にかかっている方のほか、目をよく使う、パソコンやテレビ画面を長時間見る、車の長時間運転者、強い光を見る方など、ルテイン摂取で視力を守ることをお勧めします。
野菜、果物などに含まれるカロテノイドと呼ばれる黄色の色素成分です。植物はルテインを作って有害太陽光線から葉緑素を守っています。人間は野菜が作ったルテインを摂取して視力を守っています。45歳過ぎから目の中のルテインは減少しますので栄養栄養補助食品として1日6r〜12rを摂取してください。ルテインは脂肪に溶けて吸収されるので、食後が効果的です。
加齢黄斑変性症
過去にアメリカで失明の最大原因とされていた病気ですが、近年に日本でも急増しています。初期発症は片方の目で見ると線が歪み、視力が低下します。この時点では気がつかないことが多いのですが、進行すると眼底出血のため視野の中心が暗くなるので気づきます。眼底出血を繰り返すと視野の中心が暗黒になり視力が失われます。更に進行するともう一方の目にも発症する確率が高い恐怖の病気です。
適切な治療法がなく難病とされています。発症初期にルテインを摂取すれば数ヵ月で完治することが期待できます。進行した場合でも、ルテイン摂取で眼底出血が徐々に除去され、歪みも改善しますが、改善には個人差がありますので数ヵ月、数年間根気よく摂取されることをお勧めします。
白内障は進行性の病気
白内障は、初期には視野がかすむ、明るいところでまぶしく感じるなどの症状が始まり、進行して視力が低下します。現在では、治療薬がなく、進行して極端に視力が低下すると、眼内レンズを入れる手術が行われます。白内障でも視力が0.6程度の初期、中等度の症状であれば、ルテイン摂取により視力回復が期待できます。調査によればルテイン摂取で20%の患者が手術不要になると報告されています。また、白内障の手術をすると黄斑変性症を発症する危険率が5倍に高まるので、手術後はサングラスの利用とルテイン摂取で予防する必要があります。
飛蚊症、緑内障にも効果がある
硝子体混濁によっておこる飛蚊症は、黄斑変性症、網膜剥離発症の前兆である場合が多いので要注意です。ルテインを摂取することにより飛蚊症の改善と、緑内障の眼圧が安定化する効果が期待できます。