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マイタケ(舞茸)の研究3

マイタケ(舞茸)、D-フラクションの効果、免疫活性と抗腫瘍効果

また、同氏の最新著書“8Weeks To Optimum Health”(日本邦訳名、「癒す力、治す心、実用編」角川文庫)でも、“今、私が滋養強壮に選んでいるのはマイタケ(舞茸)のD-フラクション・エキスで、免疫力を増進してくれる成分が濃縮されているものです。だから、風邪も引きません。”

代替治療の第一人者の一人でいらっしやるアンドリュー・ワイル先生が、1993年の“ナチュラル・ヘルス”(5月6月号)にマイタケ(舞茸)のことを“キノコの王様”と賞賛し、“マイタケの薬効に関する研究は他のキノコよりもしっかりしているし、結果も良い‥‥しかも、美味しい”と賞賛されております。

D-フラクション免疫活性比較グラフ

マイタケ(舞茸)の多糖体、βグルカンの化学構造は、他の薬用キノコのものと若干異なり、β1-6グルカンと呼ばれ、細胞性免疫を活性する有効成分としてはもっとも効果の高いβグルカンである、と学者達が認めているものです。

これは、腫瘍の抑制をどれだけ出来たか、という観点から、その免疫活性力を比較してみると、椎茸、ヒラタケ、エノキ茸と比較しても効果が高いことが分かっています。上のグラフは、マイタケ(舞茸)の作用によって、免疫担当の各細胞が活性されたかを示すものです。ナチュラル・キラー細胞(NK細胞)やT-細胞は、経口か注射を問わず、マイタケ(舞茸)を投与することによって、通常の1.5から3.0倍も活発になることが解ります。さらに癌細胞と戦うT-細胞や、SOA(SuperoxideAnion)を刺激する役割を担うインタールイキン−1の分泌を増加することが解ります。

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マイタケD-フラクションの抗癌作用研究

最近のマイタケ(舞茸)の研究は、マイタケ(舞茸)から抽出したべ−タ・グルカン主体のエキスであり、最も効力があるとされる“D-フラクション”を対象にしています。マイタケ(舞茸)のD-フラクションは、日本の研究者達が発見開発したものです。

D-フラクション経口、注射別比較表

表に見られるように、D-フラクションは、経口で服用しても、注射で取り入れたと同様、もしくはそれ以上に効果があるため、経口での服用に適している、ということが解ります。

マイタケD-フラクションの抗腫瘍効果

D-フラクション腫瘍抑制率、比較表

マイタケD-フラクションの抗腫瘍効果(腫瘍抑制率)は、驚くほど効果があり、レンチナン(椎茸の抽出エキス)、PSK(カワラタケの抽出エキス)や、霊芝の抽出エキスよりも優れた効果を示しています(表)。付け加えますと、世界でも最も売れている抗癌剤であるPSKは、それだけで使用すると効力はありません。

このため、日本の厚生省はPSKを他の化学抗癌剤と併用するよう、医師に指導しています。併用するといいますと、コネチカット州グリニッジ市の医師、ピーター・ディアダモ先生は、マイタケとサメの軟骨の健康補助食品(サメの軟骨は、腫瘍に血液が流れるのを防ぐ働きがあるといわれています)とを併用すると相乗効果があると、発見なさっています。

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マイタケD-フラクションの転移防止

実験用マウスのガン転移グラフ(マイタケのD−フラクションエキス投与結果)

体のある部分から、他の部分へ、癌が転移するのを防ぐことは癌治療の重要な関心の一つです。こんな実験が試みられました。実験用マウスに癌細胞を移植します。

そして、それらマウスを3つのグループに分け、(A)グループには通常の餅を(対象群)与え、(B)グループにはマイタケの粉末を20%含ませた餅を与え、(C)グループには通常の餌とを一日あたり体重1kgに対して1mgのマイタケのD−フラクション・エキスを注射します。右のグラフがその実験結果を示すものです。マイタケを餌に混ぜたグループでは、癌細胞の転移が対象群グループに比べ81.3%も少なく、また、D−フラクションを与えたグループでは91.3%も少ないのです。

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